梅雨の時期到来!家の湿気対策
北海道や沖縄などを除く日本の大部分は、「温暖湿潤気候(温帯湿潤気候)」で、年間を通じて湿度の高い日が多い地域です。
気象庁のデータで 30 年間平均湿度によると、もっとも湿度が低い 1 月が58%に対し、梅雨の時期である 6 月は 78%、7 月は 80%にまであがります。
6 月は湿度も高く、気温も 5 月に比べて平均 4℃以上も上昇し、これが梅雨後半の 7 月になれば更に 3℃上昇します。
湿度は、気温が高くなればそれだけ空気が抱えられる水分量が増えるので、よりジメジメムシムシ感が強まります。
(東京では、1 月の※絶対湿度は 2.9g/kgに対し、6 月は 12.0g/kg、7月は 15.3g/kgと水分量が 4~5 倍になっています。)
そして、湿度+気温の上昇によって起こりやすくなるのが家のカビ、腐れ(腐食)です。また、害虫が多く発生する時期も梅雨なのです。
【※絶対湿度とは、1 ㎥(約1㎏)の空気中に含まれる水蒸気量】