昔のトイレが南側だった理由と現在はそうしなくていい理由

みなさん、こんにちは。

株式会社ホームズです。

昔のトイレは、南側に設けるのが普通だったのをご存

知ですか?

40代ならきっと知っているでしょうが、

20代・・・10代の方だと、もう知らない方も多い

かも知れませんね。

昔のトイレが南側だった理由は何点かあります。その

いくつかをあげてみました。

  

1.通気性と換気

南側は通常、風通しが良く、日当たりが良いため、ト

イレの換気がしやすかったのです。

現在のような換気扇はなく、トイレには小窓のみとい

う家がほとんどでした。

また、臭いや湿度のコントロールが重要であったため、

南側に配置することで換気の効率が向上しました。

  

2.寒さ対策

特に寒冷地域では、南側に配置することでトイレが暖

かくなり、寒い冬の寒さを和らげました。

 

3.日中の省エネ

トイレは通常、明るさが必要な場所であるため、南側

に配置することで、トイレ内の明るさを確保しました。

これにより、電灯の使用を減らし、エネルギーの節約

にもなったのです。

 

4.なごり

もっともっと昔になるとトイレは汲み取り式でした。

その頃は排泄物を回収する必要があったため、道路

側・南側へトイレを設置する必要がありました。

水洗式トイレになっても、しばらくはその名残があっ

たようです。

 

と、こんな感じの理由の元、

昔のトイレは南側だったんですね。

 

現在はというと、

高気密高断熱、換気扇も高性能となり、トイレは北側

で窓無し!という家の方が多く設計されています。

むしろ、日当たりの良い南側にわざわざトイレを配置

することはほぼないですよね。

 

現在では、トイレの通気や日当たりより、排水の音の

方が重要視されていると感じます。

寝室のベッドが置かれる場所の壁一枚隣にトイレを配

置することは少ないかと思います。

 

家の性能が変わることで

こんなにも間取りに影響が出てきているのですね!

 

最近の影響は・・・・ 

【洗濯干し場は南側】が少なくなっているかもしれま

せんね。

同時に、バルコニーも少なくなってきています。

 

理由は

共働きで、洗濯物を外に干しっぱなしにできない、

花粉やPM2.5が増えているなどなど。 

南側に洗濯干し場がなくても、

バルコニーがなくてもOKな、

その理由は・・・


ホームズへ体験しに来てくださいね!

https://www.ie-miru.jp/cms/yoyaku/homes/events/17080